プリペイド式携帯電話とは


はじめに
 プリペイド式携帯電話とは料金を先払いすることによって利用できる携帯電話のことです。このサイトではプリペイド式の携帯電話とPHSを合わせてプリペイド式ケータイと表しています。プリペイド式ケータイはプリペイド式用の携帯電話に料金を登録して、ある期限内までその携帯電話を利用できるものと、通常の携帯電話に料金を登録して通常の通話とプリペイドの通話を分けて使うものがあります。当サイトでは主に前者を扱っています。
 プリペイド式携帯電話は端末、サービス、カードの要素から分ける事も出来ます。端末はプリペイド式用に設計されたものを使うもの、通常契約用に作られたものをプリペイド用に流用したものの二つに大きく分けられます。また、通信事業者が玩具メーカーと共同でこれらの端末をカスタマイズして提供されてることもあります。これらの端末は各通信事業者の店、コンビニエンスストア、玩具店・玩具売り場などで販売され、この端末を買うことでプリペイドサービスを受けられます。通信事業者によっては機種を自ら各通信事業者の店に持ち込んでプリペイドサービスが受けられるように登録してくれることもあります。サービスはそのプリペイド式携帯電話の料金内容や提供される各種機能などのことです。ぷりコールやプリカなどは各通信事業者のサービス名のことです。ただし、サービス名が同じでも通信事業者が違うとサービス内容が違う場合もあります。カードとは、各サービスに利用金額を登録するために購入するもので、このカードの金種により、登録したサービスの利用期間も変わってきます。また、金種によりプレミアム金額が設定されているものもあります。サービスとカードは密接に関ってますが、サービスによっては他のカードを登録用に使えたりし、カードも通常契約で使うことが出来る場合もあるため分けて扱います。

買ってみよう
 実際にプリペイド式携帯電話を買う時には各身分証とそのコピーを用意します。そしてプリペイド式携帯電話を販売しているお店に行き、申込書に必要事項を書き、身分証のコピーを提出し、身分証そのものも提示してからプリペイド式携帯電話が購入出来ます。購入するプリペイド式携帯電話には端末単体のもの、端末に通話料が登録されているもの(セット販売)、端末にカードが同梱されているものがあります。

 単体で売られているもの…単体で売られているものはそのままでは利用できません。一緒にカードを購入しそのカードを登録することで利用できます。
 通話料がセットされているもの…端末と通話料(非課税)がセットされているもので利用開始登録をすることで利用が出来るようになります。
 カードが同梱されているもの…端末を買うとカードが付いてきて、単体で売られているものと同様にカードを登録して使います。

なお、購入の際には保証書の記載がされているか確認しましょう。

カード登録
 カードを追加登録することにより、サービス有効期間が延び、追加された金額とそれまでの登録金額(残高)は延長された通話可能期間まで延長されます。早めの追加登録を行った方がサービス有効期間切れによるカード残高の失効を防ぐためには良いでしょう。

登録金額(残高)

 登録金額は通話料の支払い以外にもメール通信料の支払い、サービス利用料・定額料の支払いなどに使われます。実際に消費されるのはこれらの支払いを行った時です。よって消費税はこの時発生します。ただし、ほとんどが内税となってます。また国際電話の通話料は非課税扱いとなります。消費されるまでに現金→プリペイドカード(番号)→プリペイドサービスの登録残高という段階を経て通話料などとして使われます。

通常契約と比較すると
 通常契約に比べプリペイド式携帯電話サービスは通話料は割高となっています。しかし、基本料は0円であり、通常契約の待ち受けプランのさらに基本料が安く通話料の高いプランといえるでしょう。また、契約手続きも本人確認のみであり簡単に契約出来る特徴があります。それほど話さないが連絡できる手段が必要な人、短期利用で一時的に持ちたい人、比較的通常契約と料金格差の小さいメール主体で持ちたい人などに利用価値のある携帯電話でしょう。


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